[2023/05/08]
子宮頸がん予防の「9価HPVワクチン」の公費接種が4月よりスタートしました
子宮頸がん予防の「9価HPVワクチン」の公費接種が4月よりスタートしました
子宮頸がんワクチンに関してのお知らせです。
子宮頸がん予防の「9価HPV ワクチン」の公費接種が2023年4月よりスタートしま
した。
小6~高1の女子対象ですが、平成9年度~18年度生まれの女性も対象(キャッチアッ
プ:令和6年度までの限定実施)となっています。
従来のワクチンは感染予防効果が60~70%でしたが、9価ワクチンは80~90%ほ
どの予防効果を持っています。また、従来は3回接種でしたが、9価ワクチンは15歳前まで
なら2回で済みます。
また子宮頸がんワクチンは過去に、“副反応疑い症例”が大きく報道され、積極的な接種が
控えられるようになりましたが、令和4年4月から積極的な接種勧奨が再開され、令和5年
4月からは進化した9価ワクチンが公費接種となりました。
上記の対象となっている被保険者・被扶養者の皆様は、是非子宮頸がんワクチンの接種を
ご検討ください。
最後に、ワクチンでも防げないHPV感染もあります。早期発見・早期治療のために、20
歳からの2年に1回の子宮頸がん検診が推奨されています。是非とも子宮頸がん検診の受診も
ご検討ください。
詳細は下記資料をご参照ください。
◇ 厚生労働省からのHPV ワクチン公費接種の案内
(キャッチアップ版:接種対象は2023 年度に17 歳~26 歳になる女性)
●HPVワクチン接種の対象年齢のお子様及びその保護者向けリーフレット(概要版)